今の仕事がなくなるかも?? RPAホールディングスが上場!! ところでRPAって何??
こんにちは長門雪弥です。
少し前のニュースになるのですが覚えているでしょうか??
銀行の大量の人員整理のニュースを・・・
大手三行合わせて3万人近い人員を整理するというニュースです。
あれがまさに今話題のRPAによって引き起こされたものだったのです!!
銀行員ですらリストラされてしまう最新技術RPA。しかしRPAは使い方次第では、今までの働き方の常識を大きく変えてしまう新技術だったのです!!
目次
①RPAとは??
まずRPAとは(Robotic process Automation)の略であり、日本語では機械的作業の自動化という意味になります。つまりRPAは今まで人がやっていた単純作業をシステムによってやらせる!!というものです。
日本の企業の中での多くの仕事は単純な作業であり、例えば社内への資料作りであったり、データを探してきてただ打ち込むだけの仕事がほとんどです。このような単純な作業をシステムによって自動化するのがこのRPAです。
さらにRPAはシステムですので人とは違い24時間365日働き続けることができます。そして人と違いミスもせずに正確に作業を行うことができます。
今RPAによって人の働き方の中での単純作業が消えているのです。
そして実はPRAのように人の単純作業をなくすような社会の変化は過去にもあったのです!!
何かお気づきでしょうか??
ヒントは江戸時代に流行ったモノづくりの形態が明治時代でがらりと変わったことです。(発端はイギリスです)
そうです!!
これは産業革命と同じ流れなのです。
業革命では蒸気機関によって大量生産の時代になりました。
今回はPRAのよって情報の大量生産が可能になっていくのです!!
まず産業革命の前後での変化を見ていきましょう。
産業革命前
- 手工業大量生産
- 人手=生産能力
- 人の役割はとにかく手を動かすこと(単純作業)
- 考える力は必要ない
- とにかく賃金を安くすることでコストダウン
産業革命後
- 蒸気機関による大量生産
- 機械の量と質=生産能力
- 人の役割は管理者
- 人の役割は生産力や需要、価格などのコスト管理など(頭を使う)
- 賃金を安くしてもコストダウンにならない
といったように変化しました。
RPAによって情報化社会の中での人の役割が生産者から管理者へと移り変わっていくのです。
つまり
RPAは情報化社会の時代においての蒸気機関なのです。
産業革命でも人や機械を管理し適切に生産を行うマネジメント能力が必要になったのと同様に、 情報化社会での産業革命が起きて以降は機械や人をどのように使い、どのように管理していくのかがスキルとして求められていくことでしょう。
銀行などの金融業界ではいち早くにRPAを導入し、人がいらない単純作業を確立していきました。そのため今回の大量の人員整理が行われたというわけです。
②RPAで働き方改革??
まずRPAが導入され単純作業のなくなった会社では人がやる作業は
- 人とかかわる営業などの仕事
- 人や機械を管理する仕事
- 0→1を作る仕事(前例のないもの)
この仕事内容であれば人が長く職場にいる必要がありません。人は単純作業の無くなった分、クリエイティブな仕事をするために積極的に人と関わり、新しいものを生み出そうとするでしょう。クリエイティブな仕事は、時間が成果にはならないので短時間
であっても成果の出るものが考え出せれば仕事は終わります。そのため時間=給与とならず無駄な残業がなくなり、働き方改革は自然と進んでいくことでしょう。
このようにRPAは我々の働き方改革まで促進してくれる可能性を秘めているのです。
③RPAの今後の市場規模予測
こちらは最近発表されたRPAの今後の市場予測です。7年間で40倍になるとの試算が出ています。産業全体としてもこれから伸び盛りなのです。
④RPAホールディングスについて
投資家の皆さんは当然ご存じの通り3月27日にRPAホールディングスが上場します。
この企業は先ほどのRPAを導入するコンサルティングを行っている会社です。
自分も実際に説明会に行きました(就活生として)。
すごく今勢いのある会社だと思いました。市場としてもこれから楽しみな成長産業の成長企業です。さらにソフトバンクの出資を受けているIT界ではとても楽しみな投資対象といえるでしょう。
RPAホールディングスの売り上げも5年で5倍になっており経常利益も黒字の企業です。
⑤最後に
新技術であるRPA、さらに深く気になった方は「RPAの威力」という本がおすすめです!!
さらに詳しく導入事例まで書いてあります。